妻夫木聡・44歳!年齢に伴い広がる役柄の幅をリサーチ!

1980年12月13日生まれで、2025年現在44歳の妻夫木聡さん。

愛称は「ブッキー」…

その爽やかな笑顔と役柄のせいか、若い頃から好青年というイメージが根付いていました。

デビュー以来、長年に渡りドラマ・映画などに出演、数々の賞を受賞し、現在では日本を代表する実力派俳優と言われています。

そんな妻夫木さんですが、年齢を重ねると共に、その演技力と役柄の幅はますます広がりを見せているのです。

そこで今回は、

  • キャリア20年以上の軌跡
  • 40代で挑戦する新たな役柄とは
  • 年齢を重ねた妻夫木聡の演技力に対する評価

主にこれらについて迫っていきます。

それでは早速本題に入りましょう!

目次

キャリア20年以上の軌跡

出典:instagram

妻夫木聡さんの芸能界入りのきっかけは…

1997年(高校2年生の時)ゲームセンターのゲーム「スタアオーディション」【ナムコ(後のバンダイナムコ)・ホリプロ・アミューズ・ニッポン放送の連携企画】で、なんと300万人の参加者から第1回グランプリに選ばれたことでした。

翌年(1998年)18歳で、ドラマ『すばらしい日々』で俳優デビューを果たします。

その後、ドラマ・映画共に出演を重ね…

2001年、映画『ウォーターボーイズ』で初主演を務め、一躍脚光を浴びました。

尚、同作品では、第25回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

1997年にバンダイナムコゲームズがホリプロ、アミューズ、ニッポン放送とのタイアップ企画し発表したゲームの記念イベント「スタアオーディション」で、第1回グランプリを受賞し、芸能界入り。

翌年1998年には、TVドラマ『すばらしい日々』でデビューし、同年には、続けて『なぞの転校生』にも出演する。

出典:クランクイン!

その後も『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)・『オレンジデイズ』(2004年)など、20歳代は、爽やかな好青年役で数々のヒット作に出演します。

しかし、この時期の妻夫木さんは「自分には個性がないのではないか」と悩んでいたそうです。

「20代は自分の仕事の姿勢が受け身だったし、どうしても同じような役回りが多かったんですよね。だからそこは、いつかは違うものに挑戦したいとどこか思っていたのかな。特に僕らの世代って個性を大事にする風潮が強かったので、自分も個性がないといけないのかなと迷っていた時期もありました」

出典:ORICON NEWS

そんな中、転機となったのは2010年、30歳で出演した映画『悪人』でした。

心に闇を抱えた殺人犯役を鬼気迫る演技で体現し、これまでの“ブッキー”イメージを完全に打ち破ったのです。

結果、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞・第53回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞しました。

この作品は、妻夫木さんが原作から惚れ込み出演を決めたそうで、役作りのスタイルが、ここから大きく変化します。

この時、妻夫木さんは「『悪人』は30歳になるタイミングで、初めて自分からこの役がやりたいと思って、一歩踏み出すことができた印象深い作品。それまでは役を自分に引き寄せていたところから、自ら役に歩み寄るようになったというのも大きな変化だった」と語っています。

転機となったのは、原作から惚れ込み、出演を決めたという映画『悪人』(’10)だ。

出典:ORICON NEWS

この作品を皮切りに、『怒り』(’16)や『愚行録』(’17)などで多彩な役どころを演じ、30歳代は、俳優としての幅を着実に広げていきました。

その後40代を迎えた妻夫木さんは、自身の役者人生を次のように語っています。

20代は大人になりたい自分がどこか存在していたし、30代はもっとしっかりしないといけないっていうイメージがどこかあった。でも実際40代になってみたら、逆にもっともっと自由でいいんだって気づいて。良い意味で力が抜けたのかな。今は個性がないのも良いんじゃないかなって思えるようになった。無色でいるのは何色にでも染まれることじゃないの?って。その方が人生楽しいんじゃないかなって思えた」と。

「20代は大人になりたい自分がどこか存在していたし、

出典:ORICON NEWS

こうして、常に真剣に向き合った結果、現在では日本を代表する実力派俳優と言われるに至ったのではないでしょうか?

40代で挑戦する新たな役柄とは

妻夫木聡さんは、44歳となった今も、さらに多彩な役柄に挑戦し続けています。

2022年の映画『ある男』では在日韓国人3世の弁護士役を演じ、再び日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。

映画『ある男』で、12年ぶりに『第46回日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞を受賞した。

出典:ORICON NEWS

そして直近の活動では、2025年の映画『宝島』で、アメリカ統治下の沖縄を舞台に主人公グスクを演じています。

役作りのため、クランクイン数ヶ月前に一人で沖縄へ赴き、コザの資料館を訪問したり、コザ暴動に実際に参加した方々へのインタビューを実施したりと、徹底した準備を行ったようです。

「クランクインする前には、沖縄の資料館に行き、コザ暴動時の刑事さんや新聞記者のかたに取材させてもらいました。

出典:オレンジページ

また、NHK連続テレビ小説『あんぱん』では朝ドラ初出演を果たし、漫画家の恩師役を演じました。

さらに、TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』では税理士役で主演を務めるなど、幅広い役柄に挑戦し続けています。

年齢を重ねた妻夫木聡の演技力に対する評価

1998年にデビュー以来27年間、爽やかな好青年から闇を抱えた殺人犯・サイコパス・弁護士・税理士など、多彩な役柄を演じ分けてきた妻夫木聡さん。

妻夫木さんの演技力は、年齢を重ねるごとに高い評価を受けてきました。

関係者からの評価を一部紹介します。

李相日監督:

  • 「映画に向き合う期間、その時間、その役者さんの人生を欲しがる」と評し、妻夫木さんの役作りへの姿勢を高く評価
  • 「李相日メインの役として3本出てくれているので、信頼関係は濃いと思います。お互い裸を見せ合ってここまで来てるっていうような、そんな関係」  出典:navicon

綾野剛さん:『怒り』共演

  • 「年上の俳優の中でも、ダントツで好きな俳優でしたので、まずはご一緒できることに喜びを感じました。僕の中では“安心感”なんてものはとうに超えていて、僕自身の中からいろんなものを引き出してもらえるんじゃないかという思いもありました。若い頃から(作品を)観てたので『実在してるんだ』という感覚。ちゃんと向き合うってことに関しては自信はありましたが『ついていけるのかな? 足を引っ張らないようにしなきゃ…』という思いもありました。でも、それも一瞬ですね。お会いして、そういう不安は全て吹き飛びました」  出典:CinemaCafe

映画ライターのSYOさん:

  • 端的にいうと「うま過ぎる」のだ。素朴な青年から“パリピ”、武士にサイコパス――彼がこれまでに演じた役柄を思い返しても、全部ハマっていて違和感がない。役に「化ける」というより「溶ける」に近いニュアンスであり、彼自身が持つ“クセ”や特徴が感じられないのだ。  出典:wowow

石川慶監督:

  • 「共犯関係というか、なぜやるのかを含めて話し合えた。妻夫木さんって、相手役の芝居までも違う風に見えてくる。これが主演を張るっていうことなんだと感じました。シナリオしかできていない段階で打診させていただき、『やります』と言っていただけたので、この作品は妻夫木さんありきで始まっている」と絶賛。  出典:映画.com

まとめ

今回、妻夫木聡さんについて、キャリア20年以上の軌跡と、40代で挑戦する新たな役柄、さらに年齢を重ねた妻夫木聡さんの演技力に対する評価をリサーチしました。

妻夫木さんは、1998年にデビュー以来27年間に渡り、ドラマ・映画で多彩な役柄を演じ分けてきました。

さらに、数々の賞も受賞され、今では日本を代表する実力派俳優と言われています。

そして、44歳となった今もなお、多彩な役柄に挑戦し続けているのです。

また、妻夫木さんの役作りへの姿勢、さらに役作りのスタイルの変化は、共演者・監督などから高く評価・信頼されているようです。

20代の「個性がない」という苦悩を経て、30代で確立した「自分を捨てて役に歩み寄る」スタイル。

そして40代では「無色であることこそが自由」という境地に達し、どんな役にも染まれる俳優として進化し続けている妻夫木聡さん。

今後の活躍に、ますます期待が膨らみますね!

それでは、ありがとうございました。

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